京急、BEVレンタカーによる観光レンタカー事業を開始

京浜急行電鉄が事務局を務める三浦半島地域のエリアマネジメント組織「COCOONファミリー」は、2022年4月25日からトヨタ自動車製超小型BEV「COMS(コムス/1人乗り電気自動車)」を使用した観光レンタカー事業「my-mo(ミューモ)」を開始します。

これは、三浦半島のエリアマネジメント活動「三浦COCOON(コクーン)」におけるモビリティ基盤整備として実施するもので、「COCOONファミリー」の京急電鉄、三浦観光バス、丸石自動車、山田酒店、湘南菱油が連携し、三浦海岸駅、三崎口駅、三崎港、横須賀中央の4ポート(貸出場所)で計10台のCOMSをレンタカーとして貸し出します。横須賀中央ポートは5月末貸出開始予定。

「COCOONファミリー」は、この取り組みを通じ、CO2排出量が少ない「公共交通+2次交通としてのBEVレンタカー」による移動環境を整備し、地域として環境負荷の軽減に取り組む持続可能な観光の実現を目指します。

さらに、ドライバー同士で運転しながら会話ができるトランシーバーの無料貸し出しや、株式会社アイシンの観光ナビ「Smart Buddy」でのおすすめルート配信のほか、京急ファンにはたまらない京急電鉄2100形をイメージした赤い電車デザインの「京急ラッピングEV-2100形」車両も各ポート1台設置し、ミューモでの三浦半島旅を盛り上げます。

またミューモは、京急電鉄のおトクなきっぷ「みさきまぐろきっぷ」の「三浦・三崎おもひで券」と、4月1日から観光型MaaS「三浦COCOON」でデジタル版も発売となった「よこすか満喫きっぷ」の「あそぶ券」等でもそれぞれ60分間利用可能となります。

今後も「COCOONファミリー」は、観光型MaaS「三浦COCOON」を通じて、地域事業者同士が連携した地域課題の解決とエリア価値の向上を目指します。

利用方法

  • レンタル予定ポートへ予約の電話を行います。
  • レンタル当日、予約ポート受付へ行き車体を受け取り。必要事項を記入。
  • 利用者確認のため、受付場所にて普通自動車免許証の提示および、酒気帯びの有無を確認するため、検知器を使用したアルコールチェック。
  • 利用終了後はレンタルしたポートに戻り、受付に鍵とレンタル備品を返却し、終了。
  • 各ポートとも、電話での予約が必須となります。

京急電鉄のおトクなきっぷでの利用

みさきまぐろきっぷ「三浦・三崎おもひで券」、よこすか満喫きっぷ「あそぶ券」、三浦半島まるごときっぷ「施設利用orお土産券」では、お1人様1枚につき60分間ご利用可能です。それぞれのきっぷの対応ポート、開始時期は下記の通りです。

  • 延長利用は1時間につき1,200円(税込)です。
  • よこすか満喫きっぷは、磁気乗車券版・デジタル版どちらでも利用可能です。

注意事項・その他

  • 普通自動車免許が必要です。免許を携帯し、道路交通法を順守して走行してください。
  • 走行は道路交通法上、普通自動車と同じ扱いとなり、車道走行です。歩道、自転車専用道の走行はできません。

オープニングキャンペーン

Instagram投稿キャンペーン

2022年4月25日~5月31日の間、オープニングキャンペーンとして、「my-moに乗ってインスタ投稿キャンペーン」を実施いたします。

ご自身が「my-mo」に乗っている写真や、「my-mo」で回った三浦半島の素敵な風景を、「#ミューモで旅する三浦半島」を本文につけ、Instagramに投稿してください。ご応募いただいた方の中から抽選で合計で6名さまに、三浦半島に関連する豪華賞品をプレゼントいたします。(当選者には三浦COCOON公式インスタグラム(@miura_cocoon_official)からDMでメッセージをお送りします。)

トヨタ自動車製超小型BEV「COMS(コムス)」について

  • 全長2395mm×全幅1095mm×全高1500mm
  • 最高速度60㎞/h
  • 乗車定員1名
  • バッテリー走行型電気自動車(BEV)

京急電鉄が取り組む三浦半島のエリアマネジメントについて

京急電鉄は、2021年5月に発表した中期経営計画において「都市近郊リゾートみうらの創生」を掲げ、エリアマネジメント活動を強化しています。京急電鉄は自治体・企業・地元等を繋げる「コミュニケーションハブ」の役割を担い、エリアマネジメント組織「COCOONファミリー」を組成するほか、活動を支える基盤として観光型MaaS「三浦COCOON」を提供しています。

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MobiliTech編集部

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