移動の障壁を解消へ。飯丘観光、貸切バスに「WHILL」レンタル導入でアクセシブル・ツーリズムを推進

WHILL株式会社と株式会社飯丘観光は、飯丘観光が提供する貸切・観光バス事業において、近距離モビリティ「WHILL(ウィル)」のレンタルサービスを4月より開始すると発表しました。この新たな取り組みは、年齢や身体状況に関わらず、誰もが旅を満喫できる「アクセシブル・ツーリズム」を推進することを目的としています。

飯丘観光は、山梨県内で唯一リフト付き大型バスを保有するなど、以前からアクセシブル・ツーリズムに注力してきました。今回のウィル導入は、バス降車後の目的地でも利用者が自身のペースで快適に移動できる環境を整備し、より幅広い旅行体験を提供することを目指しています。本サービスには、県内でウィル製品を取り扱う甲斐日産自動車株式会社も協力しています。

本サービスの背景には、2035年まで拡大が予測されるアクセシブル・ツーリズム市場の存在があります。移動への不安から旅行をためらう潜在的な旅行者は約4,200万人と推計されており、訪日外国人旅行消費額の増加や、法改正による合理的配慮の義務化なども、この分野への需要と社会的な関心を高めています。

レンタルされるウィルは、走破性に優れたプレミアムモデル「WHILL Model C2」と、コンパクトに折りたたみ可能な「WHILL Model F」の2モデルです。いずれも免許不要で歩行領域を走行できる特性を持っています。両社は今後も、移動にかかる負担を軽減するシームレスな観光サービスを提供し、あらゆる人を迎え入れる観光価値の向上に貢献していく方針です。

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