日産自動車(本社・横浜市)は16日、軽電気自動車(EV)「日産サクラ」をマイナーチェンジし、同日から全国の販売会社で注文受付を開始したと発表した。発売は今夏を予定する。
サクラは2022年の発売以来、軽自動車ならではの小回り性能とEV特有の静粛で力強い走りが支持され、国内の暦年EV販売台数で4年連続首位を獲得してきた。今回の改良では、外装デザインの刷新と実用性の向上を柱に据えた。
外装はG・Xグレードのフロントにボディ同色のカラードグリルとカッパー色をあしらった新デザインバンパーを採用し、上質感を高めた。15インチアルミホイールも日本の水引をモチーフにしたデザインを継承しつつ、よりダイナミックな意匠に変更。ボディカラーには、水面に映る桜の情景を表現した新色「水面乃桜(ミナモノサクラ)」を含む全10色を設定した。
実用面では、充電ポートにいたずら防止のロック機構を追加したほか、1500ワットの100ボルトAC電源をラゲッジルームとインパネの2カ所に設置し、災害時の移動電源としても活用できるようにした。接近時の自動アンロックや降車時のオートロック、後席の置き去り防止リマインダーなど日常の利便性も向上させている。
グレード構成も見直し、Xグレードにはアラウンドビューモニターや前席シートヒーターなどの人気装備を標準化。Sグレードは必要十分な装備を備えつつ求めやすい価格に抑えた。全グレードで令和7年度CEV補助金58万円の対象となり、補助金適用後の実質購入価格は約187万円(税込み)からとなる。
