自走型ロープウェイ「Zippar」を開発しているZip Infrastructureはネパールのガンダキ地区と基本合意契約

自走式ロープウェイZippar を開発しているZip Infrastructure株式会社と ネパール・ガンダキ州のポカラ市(場所:ガンダキ州都ポカラGandaki Province, Pokhara, Nepal)は、ポカラにおける都市交通システム導入を促進するために基本合意契約を締結しました。

今回の基本合意契約の概要は、Zip Infrastructure株式会社とガンダキ州の州都ポカラの協力体制を構築することで、ポカラにおける都市型ロープウェイZippar導入のためのフィジビリティスタディを計画し、この取り組みによってZipparの導入を促進します。

基本合意契約の内容として、ポカラに新しく建設されたポカラ国際空港からレイクサイドまでの道のりを都市型ロープウェイZipparで結ぶ路線について、今後の交通渋滞解消に適した輸送⼿段であることを証明していくことになります。そのため、上記のセクションでフィジビリティスタディに向けて準備を進めます。都市型ロープウェイZipparのフィジビリティスタディが、ポカラをより良くすることを期待しています。

自走式ロープウェイZippar は道路上空の地上空間を利用して、乗客にはより良い、快適で安全な輸送を、都市に渋滞解消を提供することが可能です。それによって利便性、安全性、経済性の高い、渋滞がなく、駅から徒歩5分以内にあらゆる場所がある世界を実現したいと考えています。Zipparはガンダキ州ポカラにおいても交通渋滞を解消し、都市開発に貢献する次世代の交通システムです。

ポカラの渋滞

ガンダキ州の州都ポカラ概要

カトマンズから西に約200kmに、ポカラがあります。「ポカラ」という地名はネパール語の「ポカリ(湖)」という言葉に由来しています。ポカラは、フェワ湖を始めとする美しい湖を持つ場所であることがその名前の由来です。湖の東側はレイクサイドといわれる場所で、人気のツーリストエリアとなっていますが、いつも激しい交通渋滞が生じています。
ポカラは、標高は海抜827mとカトマンズに比べると低いため、気候もカトマンズより温暖です。湖のほとりでヒマラヤの山々を眺め、リラックスできるリゾート地として人気のスポットです。

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MobiliTech編集部

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