タタ・モーターズ、EESLを通じてM/s ANERTから50台のEVを受注

インドの大手自動車会社タタ・モーターズ(Tata Motors、以下タタ)は、Energy Efficiency Services Limited(EESL)と共に、ケーララ州政府電力局(GOK)の下でケーララ州全域の持続可能なEモビリティの適応のための代表機関であるANERT(新・再生可能エネルギー研究技術局)へ50台のNexon EVを納入する契約を締結しました。この50台の電気自動車は、ケーララ州政府のさまざまな部署に配備される予定です。

この偉業を記念して、本日トリバンドラムのKowadiar Junctionにて、GOK電力局のShri Rajesh Kumar Sinha IAS主席秘書官による19台のNexon EV納入のフラッグオフセレモニーが開催されました。このイベントには、ANERTのCEOであるShri Narendra Nath Veluriをはじめ、政府高官やタタ・モーターズの関係者も出席しました。また、今回の受注は、2030年までに「グリーン・カーボンニュートラル」を実現するという同州のビジョンに沿ったもので、全契約台数のうち33台のNexon EV(本日旗揚げされた19台を含む)を納車しました。

タタは、87%(FY'22)という圧倒的な市場シェアを持ち、現在までに25,000台以上のタタ製EVを走らせており、同国の電気モビリティ導入を積極的に推進するリーダー的な役割を担っています。電気自動車をより身近なものにするため、タタは、Tata Power、Tata Chemicals、Tata Auto Components、Tata Motors Finance、Cromaなどのタタグループ各社と密接に連携し、「Tata uniEVerse」と呼ばれる電気自動車エコシステムを通じて、インドにおける電気自動車の早期普及に貢献しています。

Nexon EVは、1回の充電で不安のない長距離走行(ARAI認証航続距離312km)とゼロ・エミッションを実現する、意欲的なSUVです。パワフルで高効率な129PSの永久磁石式ACモーターを搭載し、30.2kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載しています。また、IP67規格に準拠した業界最高水準の防塵・防水性能を持つバッテリーパックを搭載しています。さらに、リモートコマンド、車両追跡、運転行動分析、ナビゲーション、リモート診断など、35種類のモバイルアプリをベースにしたコネクテッド機能を提供します。

製品の詳細については、https://cars.tatamotors.com/ をご覧ください。

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MobiliTech編集部

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