パナソニックの「大画面WS HUD」、日産の「アリア」に採用

▲大画面WS HUD

パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社の大画面WS HUD(Wind Shield Head Up Display)が、日産自動車株式会社の新型クロスオーバーEV『アリア』に採用されました。当社WS HUDが日産自動車に採用されるのはスカイライン、ローグ、キャッシュカイ、パスファインダー、QX60に次いで6車種目になります。

▲日産アリア

WS HUDは、フロントガラスへ映像を投影することで、ドライバーの視線の先に車速やナビゲーション、プロパイロット2.0※1による運転支援などさまざまな情報を表示するシステムです。ドライバーの視界の中心近くに表示することで、視線移動によるドライバーの負担を軽減し、ドライバーとシステムとの快適なインタラクションに貢献します。

  • ※1 プロパイロット 2.0・・・日産自動車が提供する高速道路のナビ連動ルート走行と同一車線でのハンズオフ機能を採用した運転支援技術

開発にあたっては、パナソニックがデジタルカメラの開発で培った光学技術を応用したフル自由曲面ミラー、高輝度PGU(Picture Generation Unit)の技術を用いて、低歪かつ明るく鮮明な大画面(11.5インチ)を実現しました。

  • 開発技術の概要:
  • (1)自動調光による視認性向上
  • 周囲照度計算を高速化し、より滑らかな周囲輝度への追従ができるようになりました。
  • (2)車載Ethernetによる高速アップデート機能
  • 車内ネットワークに接続することで高速にファームウェアをアップデート出来る機能を搭載しました。

パナソニックは今後、普及が期待されるHUDの領域において、リーディングカンパニーを目指します。当社の強みを生かしたHUDの開発・納入を通じて、安全・安心で快適なドライビング環境に貢献しています。

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MobiliTech編集部

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