イノベーションとサステナビリティのアンバサダーとして、今後数年間で5大陸の数多くの目的地をTaycanが旅するサステナビリティ・イニシアチブ「Join the Porsche Ride」が6月に開始されました。
各地に電気自動車の「Taycan」が到着すると、環境、健康、社会的統合の分野におけるエンパワーメントと教育に焦点を当てた、地域のサステナビリティプロジェクトがスタートします。最初の寄港地であるポルシェ ライプツィヒの後、Taycanはスイスに向かいます。ポルシェ シュバイツAGは、障がい者のモビリティに取り組み、インクルーシブな社会的コミットメントをさらに拡大しています。ポルシェブランドは、夢を実現するという理念を体現しており、このプロジェクトを通じて、障がい者がハイキングに出かけるための一助となることを望んでいます。
ウォーキングコースでスイスの自然を体験することは、誰にとっても可能なことではありません。ハイキングコースは、身体の不自由な人が利用できることはほとんどなく、目の不自由な人が通れないこともよくあります。水辺、牛のゲート、障壁、段差などの障害物を簡単に乗り越えられるようにすることで、誰もがハイキングを楽しめるようにするために、ポルシェ シュヴァイツAGは、スイス最大の障害者団体であるプロキャップ シュヴァイツと協力関係を結んでいます。共通の目標は、モビリティを通じてインクルージョンを実現し、そうすることで社会的な交流を促進することです。
バーバラ・フレンケルは、ポルシェAGの調達担当取締役であり、生産・物流担当取締役であるアルブレヒト・ライモルトとともに、サステナビリティ戦略の責任者でもあります。「社会貢献は、エコロジーや経済的な基準とともに、ポルシェのサステナビリティ戦略にとって不可欠な要素です。ポルシェは自らを社会のパートナーであると考えています。モビリティは自由と自立を意味します。私達は、障壁を克服することが容易でない人々にとって、これを可能にしたいのです」と述べています。
ポルシェ シュバイツAGのCEOであるミヒャエル・グリンスキーは、こう付け加えます。「私達は、この長期的な社会プロジェクトによって付加価値を創造し、障がい者が社会で直面する日常的な問題に対する認識を高めたいと考えています。単に金銭的な支援だけでなく、ポルシェの知識と積極的なサポートを取り入れた共同プロジェクトであることが重要です。また、私達の取り組みは、社員がハイキングのタンデムパートナーとしてボランティア活動を行ったり、ハイキングコースの拡張に投じたりすることも奨励しています」
「スイスには180万人の障がい者が暮らしています。つまり、5人に1人が日常生活で困難に直面しているのです。ポルシェが資金面だけでなく、専門知識面でも私たちをサポートしてくれることを大変うれしく思っています。その好例が、電動トレッキング用車椅子のような大学のプロジェクトでポルシェの従業員が私たちを支援してくれていることです。エレクトロモビリティと軽量構造の分野における彼らの専門知識は、このプロジェクトの実施を形作っています」と、プロキャップ・スイスのローラン・デュバネル社長は話します。
プロキャップは、以前からアクセシブルハイキングの分野で活動しており、SchweizMobilや地元のスポンサーと協力して、スイスに78の障害物のないハイキングコースを作り、運動機能障害者や視覚障害者にもアクセスできるようにしました。これらのアクセス可能なトレイルの詳細な説明は、www.schweizmobil.ch でご覧いただけます。ポルシェは、さらなるハイキングコースの追加や他の分野でもプロキャップをサポートする予定です。アクセシビリティのほかにも、体験、タンデムパートナーによる同行、意識を高めるための相互学習にも重点を置く予定です。
ポルシェは「Join the Porsche Ride」のバナーの下にある全てのプロジェクトにおいて、検証可能かつ定量的で測定可能な方法で効果を保証するよう努めます。そうすることで、協力パートナーは、ターゲットグループの行動や生活環境に長期的にプラスの影響を与えることができると評価できます。
Sauce：Taycan tour around the world supports Swiss inclusion project
