DeNA SOMPO Mobilityが運営するカーシェアプラットフォーム「Anyca」でHyundaiのEV「IONIQ 5」の利用が好調

株式会社DeNA SOMPO Mobilityが運営するカーシェアプラットフォーム「Anyca(エニカ)」は、2022年2月25日にカーシェア(レンタカー形態)として運用しはじめたHyundai Mobility Japan株式会社の電気自動車「IONIQ 5(アイオニック ファイブ)」に関して、実際に体験したユーザーが1カ月で500人に達したと発表しました。

これまで一般的な試乗では、15分程度の短時間/営業スタッフが同乗/店舗営業時間でしか乗れないなどの課題があり、さらにZEV(ゼロエミッション車)は、乗る機会自体が少なかったことから、走行距離・充電場所の不安、また購入する前に自宅の車庫入れにおける事前確認ができないなど、通常の試乗では安心して購入するまでにハードルがありました。

そこで、「Anyca」はHyundaiとの提携を機に、クルマのオンライン販売で実現が難しかったクルマを”見る”、”乗る”という体験チャネルを構築しました。体験チャネルでは、「Anyca Official シェアカー」(レンタカー形態)を採用し、24時間非対面で、自分の都合や用途に合わせて何度でも好きなだけ試乗できるようにし、一般的な試乗の課題を解決。自由な試乗で所有の疑似体験をし、ZEVでもより安心してオンラインで購入することが可能となりました。

【「IONIQ 5」の1ヶ月のシェア結果】
■現在稼働している14台は1カ月で合計約500シェア
■平均試乗時間が約7時間(一般的な試乗は15~30分)
■一週間のうち平日の利用が約60%
■夜間早朝時間帯の利用開始が約40%(19時-9時台)
■3時間以上のシェアをしたドライバーほぼ全ての方が充電を実施
■遠方からも体験に来ている(北海道、福岡など)
■利用者の約40%はAnycaの新規ユーザー
■気軽に試乗できることから、YouTubeなどでIONIQ 5の試乗動画を利用者がアップロード

「IONIQ 5」はシェア開始から1カ月で、現在稼働している14台で合計500シェアがおこなわれました。平均試乗時間は約7時間で、3時間以上のシェアをしたドライバーは、車両のバッテリー残量に余裕があるにも関わらず、ほぼすべての人が充電を実施しており、通常の試乗では得られないような所有体験をおこなっているとのこと。

さらに、平日のカーシェア利用も約60%と高く、利用者の40%は新規ユーザーで、北海道や福岡などの遠方から体験をしに訪れているユーザーも見受けられ、体験チャネルをカーシェアにすることで、いつでも気軽に体験でき、試乗のハードルを下げることが可能となっています。

「Anyca Officialシェアカー」では今後も、自動車メーカーとの協業を拡大させ、オンライン販売における体験チャネル拡大を目指すとのこと。

■「Anyca(エニカ)」について
“乗ってみたい”に出会えるカーシェアアプリ「Anyca(エニカ)」は、一般車から高級車まで、多彩なクルマを個人や企業からカーシェアできるアプリです。オーナーは、駐車場に眠っているクルマをシェアすることでクルマにかかる維持費が軽減され、希望のマイカーが持ちやすくなります。ドライバーは、国内外の乗用車をはじめスポーツカーや高級車など、豊富な車種の中から、希望のクルマに乗ることができます。共同使用契約に基づく、個人・企業間カーシェアだけでなく、1時間単位で利用可能な非対面でのカーシェア(レンタカー形態)も提供しています。累計登録台数は20,000台以上(1,000車種以上)、累計登録会員数は50万人以上。(数値は全て2021年6月末時点)

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MobiliTech編集部

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