一般財団法人トヨタ・モビリティ基金(Toyota Mobility Foundation 以下「TMF」)は、アイデアコンテスト「Make a Move PROJECT」をスタートし、本日より応募の受付を開始しました。
TMFではこれまでも、人々が多様な移動手段を活用し、心豊かに暮らすことができるコミュニティづくりを目指して、国内外において様々な活動を実施してきました。今後、こうした活動を発展させていく上で不可欠なイノベーションの促進に向け、本コンテストでは、多様な分野で活動している個人や団体が新たなアイデアやソリューションで競い合い、選考のステップを経るにつれて活動支援金が増加する仕組みとしています。
また、選考されなかった方々が、選考に残った案件を応援することができるなど、本コンテストの参加者同士が繋がり、持続的にイノベーションが生まれるコミュニティをつくりながら、未来にとって価値あるソリューションが生まれ、定着していくことを狙いとしています。
本コンテストの第一弾として、「Mobility for ALL ~移動の可能性を全ての人に」をテーマに、モータースポーツに焦点を当て、障がいの有無にかかわらず誰もがモータースポーツ観戦を楽しめるようにしたり、またレース会場へ移動する場合はその道のりを楽しく快適に過ごすためのアイデアやソリューションを6月1日~17日まで募集します。様々なアイデアの創発のきっかけとなるよう、視覚、聴覚、身体に障がいのある方々のサーキット会場での感想などをまとめた動画を公開しています。
募集締め切り後、一次選考を通過した案件には、2022年10月15日~16日に岡山国際サーキットで行われるレース会場において実証実験をするための活動支援金(一件あたり 最大1500万円)を授与します。その後、最終選考で採択された案件には、社会実装に向けて取り組むための支援金を授与します。
また、第二弾として、「Fun & Safety ~安全かつ最高に楽しい体験を。」をテーマに、7月に募集を開始します(詳細は後日Webサイトにて公開)。
トヨタ自動車は創業以来、お客様、ビジネスパートナー、従業員、そして地域社会等、全てのステークホルダーを尊重しながら、自動車を通じた豊かな社会づくりを目指して事業活動を行っています。そして、より公益的な活動を行うことを目的に、2014年8月、一般財団法人トヨタ・モビリティ基金(TMF)を設立しました。
TMFは、誰もが自由に移動できるモビリティ社会の実現に向け、幅広いプロジェクトを通じて世界中の移動課題の解決に取り組んでいます。今後も、トヨタグループが事業活動を通じて培った技術やノウハウを活用し、多様なパートナーとの協働を通して、国連が定めるSDGs(持続可能な開発目標)の考え方にも沿った活動を進めながら、人々が心豊かに暮らせる社会の実現に向けて貢献していきたいと考えています。
コンテストWebサイトhttps://mobility-contest.jp/