京王電鉄、青梅と奥多摩で観光型MaaS 「TAMa-GO青梅・奥多摩」を実施

京王電鉄と京王エージェンシーは、東京都および公益財団法人東京観光財団委託の「西多摩地域観光型MaaS導入支援プロジェクト実証実験業務」において、青梅市内・奥多摩町内での観光型MaaS「TAMa-GO(たま・ごー)青梅・奥多摩」を4月27日から6月20日 まで実施します。2021年11月に実施した青梅エリアでの実証実験をふまえた第2弾です。

対象エリアとして、青梅エリアに加えて奥多摩エリアにも拡大し、ゴールデンウイークを含む期間に実施。利用可能な移動手段や店舗も増加し、観光の楽しみが広がります。

計画・移動・食事・体験など観光にあたっての一連のサービスをスマートフォンアプリ上で提供・ サポートすることで、西多摩地域における観光客の利便性向上を図ります。今回のサービスを通じて、エリアの周遊状況やお客様のニーズを把握し、観光型MaaSの社会実装化に向けた検証を進めます。

 1.実証実験期間

4月27日から6月20日まで

※今後の新型コロナウイルスの感染状況などにより、実証実験期間や下記サービス内容に変更あり。

2.実施エリア

東京都青梅市内・奥多摩町内

3.サービス概要

  • 「エリア内の観光情報や行程作成機能等の提供」

デジタル地図において、青梅・奥多摩エリアのオススメスポット (観光やアクティビティ、飲食・宿泊施設等)を発信し、あらかじ め設定されたモデルコースをもとに、お客さま自身でカスタマイズ したオリジナルの行程表を手軽に作成できる機能を提供。発信するスポットやモデルコースの数を3件から6件に増やし、青梅・奥多摩エリアにおける魅力を訴求。

  • 「Webチケットの発売」

非接触・キャッシュレスで購入できるお得なWebチケットを発売。事前の購入が可能となり、チケットを都度購入する必要が なくスムーズな観光が楽しめます。 第二弾では、奥多摩町内の指定区間のバスが1日乗り放題となる「奥多摩おでかけパス」を新たに販売し、奥多摩エリアの周遊が便利になります。

また、「グルメ&お土産チケット」「ミュージアムパス」 については対象となる店舗・施設を拡大し、選択肢が広がりました。第一弾で好評だった「御岳山ケーブルカー往復乗車券」「青梅周遊パス(バス1日券)」「青梅周遊パスプラス(バス2 日券+御岳山ケーブルカー往復乗車券)」についても引き続き販売。

  • 「デジタルスタンプラリーの開催」

観光施設を巡り、全25カ所中3カ所以上のスタンプを集めると抽選で景品がプレゼントされ るデジタルスタンプラリーを実施します。青梅・奥多摩エリアを楽しみながら周遊できます。

  • 「デマンド交通の運行」(事前予約制)

観光スポットが点在する青梅市内において、電車・バスなどの公共交 通を補完するため、観光シーズンに合わせ、塩船観音エリアや御岳・吉 野梅郷エリアでデマンドによる輸送サービスを提供します。観光施設へ のアクセスのためのミーティングスポットを増やし、観光客のエリア内 の回遊利便性を高めます。

※「青梅周遊パス」「青梅周遊パスプラス」の購入者がスマートフォンで事前に予約したうえで、ご利用いただけます。

※金土日祝日・祝前日に運行します。運行日・運行エリアについては特設サイトをご確認ください。

  • 「経路検索機能の提供」

鉄道やバス、タクシーなど、様々な交通手段をまとめて検索でき、鉄道(京王線、井の頭線、J R中央線・青梅線・五日市線他主要路線)・バス(京王バス、都営バス、西武バス、西東京バス) の最新の運行状況を反映した経路検索ができるリアルタイム経路検索機能を提供します。

※「リアルタイム経路検索」は東日本旅客鉄道株式会社が提供するサービスです。

4.特設サイト・アプリについて

サービスの入り口となる特設サイトを開設するとともに、アプリを提供。

「TAMa-GO(たま・ごー)青梅・奥多摩」

特設サイトURL: https://tama-go.jp/nishitama/

※チケットサイトはスマートフォンからのみアクセス可能です。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

MobiliTech編集部

クルマ×モビリティ×テクノロジー。MaaSの今がわかるサイトです。最新記事や業界動向をアップしていきます。プレスリリースはmt@mobilitech.jpにお送りください。

-MaaS, ニュース