2023年の「空の移動革命」を見据え、エアモビリティプラットフォームを開発するAirXは2022年6月4日(土)、5日(日)の日程で隣接エリアにおけるヘリコプターでの超短距離旅客輸送の実証を行います。なお実証当日は富士スピードウェイにて「NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」が行われ、その際の移動手段として体験可能となっています。
実施に至った背景
徐々に多くの観光地が観光客を取り戻そうと動き出している中、AirXは富士スピードウェイ株式会社と御殿場プレミアム・アウトレットと連携し、隣接エリアの既存観光拠点のヘリポートを航空交通で結ぶことにより、地域の活性化に貢献していくとともに、より早く、より快適な新たな交通手段を提案しています。
直線距離は近いが、アクセスが困難な地域への物資・旅客輸送を簡単に行うことができ、かつ道路や鉄道といったような大規模設備の整備を行う必要がないことが空のモビリティの特徴です。
また空には渋滞がないため出発・到着時刻が読みやすいといった観光向きな側面だけでなく、人口減少で鉄道やバスが減便・廃線となる地域において、車の免許を持たない又は返納して移動手段に制限のある人々に新たな選択肢をもたらすといった交通インフラとしての役割を担うことが期待されます。
このような背景の中、今回実証する御殿場エリアにつきましては、空飛ぶクルマの実装等、「空の移動革命」を見据え、御殿場プレミアム・アウトレットヘリポートを空の交通のハブ拠点として活用し、MaaSプラットフォームで展開することによって日本のエアモビリティ市場を先駆的に創出していきます。
実証の概要
御殿場プレミアム・アウトレットと富士スピードウェイ間(8.5km)を5分で結び、渋滞のない快適な空の移動を体験可能です。実証期間中は富士スピードウェイにて「NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」が行われるため、地上交通は混雑が見込まれます。
■ 実施期間
2022年6月4日(土)、5日(日)
■営業時間
・受付時間
6月4日(土):10:00~16:00
6月5日(日):10:00~14:30
・運航時間
6月4日(土):11:00~16:00
6月5日(日):10:00~15:00
■ 料金表
フライト内容 | フライト時間 (片道) | 料金/人 (税込) |
【片道】御殿場プレミアム・アウトレットヘリポートからFSWヘリポート | 5分 | 19,800円 |
【往復】御殿場プレミアム・アウトレットヘリポートからFSWヘリポート | 5分 | 29,800円 |
【片道】FSWヘリポートから御殿場プレミアム・アウトレットヘリポート | 5分 | 12,800円 |
【往復】FSWヘリポートから御殿場プレミアム・アウトレットヘリポート | 5分 | 19,600円 |
※ 機体は貸切、定員3名様まで
※ 御殿場プレミアム・アウトレットヘリポートからFSWヘリポートに向かう場合、料金に富士スピードウェイのレース観戦チケット分が含まれます。
※ 雨天・荒天時は中止になる場合がございます。
■ 発着場所
FSWヘリポート
・住所:静岡県駿東郡小山町中日向694
・集合場所:FSWイベント広場内特設受付
御殿場プレミアム・アウトレットヘリポート
・住所:静岡県御殿場市深沢1312
・集合場所:御殿場プレミアム・アウトレット内特設受付(WESTゾーン 希望の大橋付近)
■ 運航会社
匠航空株式会社
■フライトの詳細/お申し込み方法
フライトの詳細は下記特設サイトよりご確認の上、お申し込みください。
・FSWヘリポート発:
https://skyview.airos.jp/flights/gotemba/67
・御殿場プレミアム・アウトレットヘリポート発:
https://skyview.airos.jp/flights/fuji_speed_way/68
※ 出発地によってwebページが違うのでご注意ください。
株式会社AirX 会社概要
会社名 :株式会社AirX
住所 :東京都新宿区西新宿1-1-6 ミヤコ新宿ビル 12SHINJUKU 1001
設立 :2015年2月23日
代表取締役 :手塚 究
事業内容 :旅行手配事業、航空運送代理事業
会社URL :https://airx.co.jp
サービスURL:
[AIROS] https://airos.jp
[AIROS Skyview] https://skyview.airos.jp
株式会社AirXは、2023年以降訪れる「空の移動革命」を見据え、空の交通デジタルプラットフォームを開発するテクノロジー企業です。遊休ヘリと着陸地の独自データベースに基づく国内唯一のヘリ手配オンデマンドシステムを構築し、ヘリの即時予約と運賃の低価格化を実現しました。現在ヘリのチャーターサービス「AIROS(エアロス)」「AIROS Skyview(エアロススカイビュー)」を運営。次世代航空機の登場によるエアーモビリティ市場の急拡大を視野に、空の交通を最適化していきます。