フォルクスワーゲン・新型Passat GTE Variant 年内供給量は約50台の見込み

2022年4月5日

フォルクスワーゲン ジャパン は、昨年4月より導入した新型『Passat(パサート)』シリーズに新たなパワートレインとして、プラグインハイブリッドシステム(PHEV)を採用した新型「Passat GTE Variant(パサート ジーティーイー ヴァリアント)」の今年の生産割当分の販売を本日より全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーで開始します。

全国希望小売価格(税込)は、634万5000円~683万8000円となります。
なお、半導体供給不足などの影響により年内の供給量は約50台程度の見込み。それ以降の受注分につきましては来年以降の出荷となる予定です。

PHEV新型「Passat GTE Variant(パサート ジーティーイー ヴァリアント)」の最大の特徴は、先代モデルと比べてバッテリー容量を約30%増強した点(9.9kWhから13.0kWhへ増強)です。
これにより、EV航続可能距離が57km(WLTPモード)となり、通勤や送迎、ショッピングなどの普段使いにおいて二酸化炭素を排出しないEV走行のみで対応可能です。
また走行モードは先代モデル同様に、モーターのみで走行する「EVモード」以外にもモーターとエンジンを効率よく使って走行する「ハイブリッドモード」に加え、モーターとエンジンの両方のパワートレインを使って力強く走行する「GTEモード」を選択することができ、ハイブリッドモードでは、走行中に回生エネルギーからバッテリーを充電することも可能です。

新型「Passat GTE Variant」のデザインは、新型「Passat」シリーズ同様に、フロントとリヤバンパー、ラジエーターグリル、リヤの中央部分に移された「Passat」のロゴなど全てにおいて刷新され、力強く洗練されたエクステリアデザインを実現しています。
また、先代モデル同様にGTE専用のC字型LEDデイタイムランニングライトやブルーにペイントされたブレーキキャリパーを装備し、フォルクスワーゲンのeモビリティを象徴するモデルとなっています。

新型「Passat GTE Variant」では、最新の運転支援システムを数多く標準装備としています。
なかでも同一車線内全車速運転支援システム「Travel Assist」は、従来の渋滞時追従支援システム「Traffic Assist」をさらに進化させたシステムで、ドライバーがあらかじめ設定した車速内において前走車との車間及び走行レーンの維持をサポートします。
高速道路などの長距離移動において安全性の向上と疲労の軽減に寄与します。
そして、LEDマトリックスヘッドライト「IQ.LIGHT」は、フロントカメラで対向車や先行車を検知し、マトリックスモジュールに搭載されたLEDを個別に制御することで、最適な配光を可能としたシステムです。
これにより、安全性を向上させるだけでなく、ダイナミックターンインジケーターと合わさって、右左折時の被視認性向上にも寄与しています。

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MobiliTech編集部

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