BMW、次世代音声アシスタントはAmazon Alexaの技術をベースに開発

次世代BMW音声アシスタントは、Alexaの技術をベースに構築される予定です。2022年9月28日に開催された、アマゾンの年次デバイス・サービス発表イベントで、BMWグループのコネクテッド・カンパニーおよび開発技術オペレーション担当上級副社長のステファン・デュラハと、アマゾンのデバイス・サービス担当上級副社長のデイブ・リンプが発表しました。

「アレクサの技術により、ドライバーと車両の間でさらに自然な対話が可能になり、ドライバーは道路に集中することができるようになります。これにより、デジタル体験はまったく新しいレベルに到達するでしょう」とステファン・デュラハは述べています。

アマゾンのデイブ・リンプは、次のように付け加えています。「BMWとのこの協力は、Alexaカスタム・アシスタントが何のために設計されたかを示す素晴らしい例です。"つまり、企業が一から構築するコストや複雑さを伴わずに、事実上あらゆるデバイス向けのカスタムインテリジェントアシスタントをより迅速かつ容易に開発することができるようにするためなのです」。

2018年に最初のBMW音声アシスタント(BMW Intelligent Personal Assistant)を導入して以来、音声対話はBMW iDriveのますます重要な部分となっています。新しいBMW音声アシスタントはAlexaと連携し、車両とサービスのエキスパートであるインテリジェント・アシスタントのメリットを顧客に提供し、Alexaは現在多くの顧客がすでに使用している親しみやすい体験-例えば、音楽のコントロール、スマートホームの遠隔管理、買い物リストへの項目の追加、当日の天気の確認など-を提供します。顧客は、BMW音声アシスタントとAlexaを個別に使用するか、両方のアシスタントを並行して使用するかを選択することができます。

BMWの新世代の音声アシスタントを搭載した最初の車両は、今後2年以内に発売される予定です。

データ保護はBMWグループにとって最優先事項

BMWグループは、確立されたプロセスによって、顧客データがデータ・プライバシー要件に従って保護・処理されることを、同社が事業を展開するすべての市場において保証しています。BMWグループとアマゾンは、お客様の信頼を維持し、お客様がデータを管理できるようにすることを含め、お客様のプライバシーを保護するという強いコミットメントを共有しています。

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MobiliTech編集部

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