760MHz帯ITS路側機コンソーシアム設立 トヨタ・デンソー・京セラら6社参画

2025年12月24日、ITS(高度道路交通システム)の普及と適正利用を目指す「760MHz帯ITS路側機普及促進コンソーシアム」が設立されました。設立メンバーとして、京三製作所、京セラ、住友電気工業、デンソー、トヨタ自動車、日本信号の6社が参画しています。会長には東京大学大学院の羽藤英二教授が就任しました。

設立の背景には、ITS無線路側機の設置に関する制度改正があります。従来、路側機の設置・運用は警察に限られていましたが、近年のニーズの高まりを受け、国や地方自治体、民間事業者でも設置が可能となりました。これに伴い、路側機の増加による電波の混信トラブルを防ぐため、技術的な支援体制や調整の場の整備が急務となっていました。

同コンソーシアムは、760MHz帯ITS無線の適正利用を推進し、健全な発展を図ることを目的としています。具体的な活動として、既設路側機のデータベースを構築して一元管理を行うほか、設置計画段階での当事者間の調整を中立的な立場で行い、混信の未然防止を支援します。また、運用開始後の障害対応についても、情報共有や助言を通じて解決をサポートします。

政府は2030年までに交通事故死者数を年間1,900人以下にする目標や、レベル4自動運転車を1万台規模へ拡大する目標を掲げています,。本コンソーシアムは、産官学連携のもとでITSインフラの環境整備を進め、これらの政策目標の達成に貢献する方針です。現在、路側機の導入を検討する自治体や事業者に向けて、新規会員の募集を行っています。

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MobiliTech編集部

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