トヨタ自動車が「クルマの未来を変えていこう」をテーマにした技術説明会「Toyota Technical Workshop」を開催。
BEVファクトリーのプレジデントに就任した加藤武郎氏が同社のBEV開発に対する方向性を語った。
バッテリーEV専任組織であるBEVファクトリーは今年5月に発足。同組織では「クルマ・モノづくり・仕事の変革を通じ「BEV」で未来を変えること」を実現したいという。

クルマ軸では、次世代電池の採用と音速技術の融合などで「航続距離1000km」を実現。かっこいいデザインの実現のため空力性能はAIがサポートし、デザイナーは感性の作り込みに専念し、Arene OS、フルOTAで操る楽しさを無限に広げるという。「マニュアルEV」のように「クルマ屋だからこそ出来る技術」でお客様にワクワクする驚きと楽しさを届けると約束する。
モノづくりの軸では、車体を3分割の新モジュール構造とし、ギガキャストの採用で、大幅な部品統合を実現。車両開発費、そして、工場投資の削減にも貢献する。さらに自走生産の技術で、工程と工場投資を半減させる。
EVファクトリーは、ワンリーダーの元、ウーブン・バイ・トヨタや外部パートナーなどクルマ屋の枠組みを超えた、全ての機能と地域が集約したALL in ONE TEAM体制となる。このONE TEAMで仕事のやり方を変革し、皆が同じ現場で、同じ問題意識を持ち、素早い意思決定と初動を実現するという。
これらの変革を通じ、グローバルかつフルラインナップの一括企画を進め、次世代BEVは26年から市場に投入。30年には350万台のうち、170万台をBEVファクトリーから提供する。次世代電池を採用し、電費は世界Topに拘り、稼いだ原資で、お客様の期待を超える商品力向上を図り、収益を確保するとした。


