電気自動車を購入する上で気になるのが「自宅に充電設備を設置するにはいくらかかるのか」という点ではないでしょうか。
やはり、自宅に充電できる環境があるか、ないかでは電気自動車の利便性は大きく変わります。スマートフォンのように、帰宅時にコンセントにつないでおけば、翌朝、充電が100%の状態で、また走り出せるというのはとても快適です。
一軒家の場合、200Vのコンセントを駐車スペースに設置するのが現実的です。
筆者の場合、実は4年ほど前に家を新築したのですが、その際、住宅メーカーの人に「最近は電気自動車を持っていなくても、将来、購入する可能性もあるから、200Vのコンセントを設置していくといいですよ。そんなにお金もかかりませんし」とアドバイスをされました。
しかし、その当時は電気自動車を買うなんて、夢にも思っていなかったので、「あ、結構です。少しでも安くしたいんで」とお断りしたのでした。まさか、その3年後、電気自動車「Honda e」のオーナーになるなんて。人生とはわからないものです。
Honda eをHonda Carsで購入する際、営業担当の方に200Vコンセントの設置をお願いできる業者を紹介してもらいました。
株式会社JMという会社で、200Vコンセントだけでなく、V2H(Vehicle To Home)の設置工事など、電気自動車関連のサービスを幅広く手がけているところです。
工事をする前に自宅に来てもらい、見積もりを作ってもらいました。金額としては12万8000円(税込み)でした。ネットで調べると、数万円ぐらいで受けてくれる業者もあるようですが、我が家の場合はブレカー、いわゆる配電盤が2階にあったため、はしごを使って、2階の配電盤から、ケーブルを外に出し、壁沿いに這わせるようにする工事が必要であったため、相場よりも高くなったようでした。
配電盤が1階にあり、さらに駐車スペースに近い場所にあれば、ケーブルの長さも必要なく、工事費も安価になるようです。
配電盤も一部が200V対応に変更されていました。配電盤の一部変更、ケーブル、200Vコンセント、工事費などを含めて12万8000円という感じです。
もし、今後、家を新築する計画があるのならば、最初から200Vコンセントを設置しておくといいでしょう。もしあのとき、設置していたら、1万円もかからなかったのではないか、と今でも激しく後悔しています。
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