パナソニック、EV充電のシェアサービス「everiwa Charger Share」を開始

2022年10月25日

パナソニックはEV普及のボトルネックとなっている基礎充電インフラの整備を目指し、EVチャージャーのシェアリングサービス「everiwa Charger Share」を11月29日より開始し、EVチャージャーを設置するホストの募集をスタートします。

また、新しいコミュニティ「everiwa」を設立し、このサービスの発展・普及を目指します。

「everiwa Charger Share」は、EV 普及によるカーボンニュートラル推進を目指す上でボトルネックとなっている、基礎充電インフラを整備するため、EVチャージャーを設置する「ホスト」とEVユーザーを繋ぐシェアリングプラットフォームを提供するサービスです。

このサービスはみずほ銀行と共同開発した「everiwa wallet」を決済システムとし、損害保険ジャパンと共同開発したシェアリング保険を取り入れたことで、手軽で安心・安全なシェアリングサービスを実現します。

本コミュニティのビジョン実現に向けて、さらに多くの企業・団体との共創を進め、新たな価値の創造に挑戦します。

【特長】

1. EV 充電を便利にするシェアリングサービス「everiwa Charger Share」を11月29日開始

「everiwa Charger Share」は、EVチャージャーのホストとEVユーザーをつなぐシェアリングサービスです。EV 普及によるカーボンニュートラル推進を目指し、ボトルネックである基礎充電インフラの整備に貢献します。
ホストは、アプリで簡単な登録を行い、設置したEVチャージャーに2次元コードのステッカーを貼り付けるだけで、特別なハードウェアや追加工事なしに充電スポットを設置できます。充電料金や予約枠を自由に設定できるため、目的に応じて柔軟に、空いている駐車スペースの有効活用や集客、利用者・住民の利便性向上などに活用いただけます。
EVユーザーは、アプリのマップから検索し、予約することで待ち時間なく簡単に充電スポットを確保できます。
また、本サービスはみずほ銀行と共同開発した「everiwa wallet」を導入したことで、サービス利用時の決済のシンプル化を実現。さらに、損保ジャパンと共同開発した専用シェアリング保険により、充電サービス利用時に発生する各種トラブルに対する補償を用意しました。便利で、安心・安全な充電インフラを整備することで、EVの普及を促進し、カーボンニュートラルの実現に貢献します。2022年11月29日にサービスを開始し、ホストの募集を開始。2023年春にはユーザー向けのサービス開始を予定しています。

画像:everiwa Charger Shareのイメージ

2. あらゆる企業・地域・生活者をつなぎ、新たな価値を共創するコミュニティを設立

充電インフラの整備を切り口に、カーボンニュートラルの実現を目指した新しいライフスタイル、ビジネススタイルを模索し広めていくために、あらゆる企業・地域・生活者をつなぎ、共創を通じた新たな価値の創造を目指すコミュニティ、everiwaを設立します。社会が高度化・多様化し、カーボンニュートラルへの対応が差し迫った社会課題となるなかで、本コミュニティは様々な企業・団体が共創することで新たな価値の提案を目指します。理念に賛同してご協力いただく皆様と、実際にサービスを利用し、環境に配慮した持続可能なライフスタイルを実践していただけるユーザーの皆様へと共創の輪を広げていくことで、everiwa Charger Shareのさらなる発展・普及と、カーボンニュートラルの実現に向けた新たな価値の創造を進めていきます。

3. コミュニティ設立メンバーにみずほ銀行、損保ジャパン、NELISが参画し、業界を越えた価値創造に挑戦

「everiwa」は、様々な企業・団体が集まり、新たな価値を創造するコミュニティとして、共創の輪を広げていくことを目指しています。コミュニティはeveriwaのビジョンを共有し、everiwaをともに発展させるパートナー「エバンジェリスト」、everiwaのサービス運用を通じて、環境貢献と豊かな社会の実現を目指す「サービスパートナー」、everiwaのサービスを利用し、環境に配慮した持続可能なライフスタイルを実践していただける「ユーザー」の皆様によって構成されます。
設立時点ではみずほ銀行、損保ジャパン、NELISにエバンジェリストとして参画いただいております。
コミュニティの活動として、11月29日より「everiwa Charger Share」のサービスを開始し、EVチャージャーを設置いただく「ホスト」の募集を開始。サービス開始に向けて、エバンジェリストと、本サービスのサービスパートナーになっていただける企業・団体を募集します。今後、さらに多くのパートナーに参画いただき、「everiwa Charger Share」の発展・普及や、everiwaのさらなる広がりを目指します。

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MobiliTech編集部

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