BOLDLYと、世界初の水素走行自動運転シャトルを含むレベル4 の自動運転シャトルの設 計・製造を行うエストニア共和国のAuve Techが戦略的協業に合意しました。
これにより、Auve Tech は日本国内における自動運転サービスに関する豊富な知見・ノウハウを持つBOLDLYの協力の下、2022 年 10 月 21 日に発表した自動運転レベル 4 対応の新 型自動運転車両「MiCa」の日本仕様車の開発を進めます。
BOLDLYは2022 年度中に「MiCa」の日本仕様車を導入し、BOLDLY が開発した運行管理プラットフォーム「Dispatcher」と接続して、2023 年度中に日本の公道で走行させることを目指します。日本でAuve Tech の車両を導入するのは、BOLDLY が初となります。両社は日本での自動運転レベル4 のモビリティサービ スの実現に向けて、取り組みを推進していきます。
BOLDLYは、自動運転などを活用した持続可能な公共交通の実現に向けて取り組んでいます。これまでに国内外で合計120 回以上の実証実験を実施、日本において2カ所で自動運転バスの実用化を達成しました。また「Dispatcher」は現在25種類以上の自動運転車両との接続が可能になっており、自動運転サービスの普及に貢献しています。
Auve Tech は、乗客や物資を輸送するための自動運転システムの開発・製造に特化して取り組んでいます。 自動運転車両の開発からさまざまな環境への統合、遠隔操作の管理まで、幅広いサービスを提供しています。自動運転シャトルはラストワンマイル輸送を強化することを目的としており、閉鎖区域や混雑した交通 環境において、安全でスマートかつ持続可能な代替輸送手段として利用できます。Auve Tech は、過去数年にわたり世界 12 カ国でのさまざまな商業プロジェクトでその技術を実証し、すでにその車両を本物の自律走行型の移動手段として提供できることを証明しています。