無印良品とホンダが中国で電動アシスト自転車を発売

2022年7月15日、無印良品はHondaの中国における二輪車生産・販売合弁会社である新大洲本田摩托有限公司(以下、新大洲本田)と電動アシスト自転車「MS01」を発表しました。

MS01はスクーターに似た形状の電動アシスト自転車。外観だけではなく乗り心地も二輪車に近いものとなっており、人間工学に基づいた3点座位、スクーターと同質な高品質のサドルは快適な座り心地を与えてくれます。無駄を省いたミニマルデザインは都市交通に適しています。

ベースとなるコンセプトデザインは無印良品の「H型自転車」。「無印良品の自転車といえば、このかたち」と言われるほど同社を代表する製品でもあり、2021年に復刻されたことは記憶に新しいところ。MS01はH型自転車をインスパイアし、クリーンでシンプルなデザインに作り上げました。ボディーカラーはホワイトとブラックの2色。他の色展開の予定は不明です。

タイヤサイズは大型の17インチホイールを採用。48V / 20Ahの三元系リチウム電池を搭載し、電池重量は5.6kgと軽量で片手でも楽に取り回しが可能で最高速度は25km/h、最大65Kmの走行距離を提供します。都市内の移動用としてなら十分な走行距離と言えます。

スマートキーはMS01に3メートル以内に近づくと自動的にロック解除してくれます。小型軽量でストラップにより紛失も防止されます。なおスマートフォンなどとの連携機能は搭載されていません。

派手な性能はありませんが、無印良品のコンセプトとHondaの技術が融合した電動自転車は新世代の自転車として注目を集めています。価格は4999元(約10万2000円)。5000台の限定販売とのこと。なお中国以外での販売は現時点では未定です。

無印良品は2019年にフィンランドの「Sensible 4」と共同で小型自動運転バス「GACHA」を開発、2022年6月には日本にも上陸し千葉で2週間の公道を使ったテスト運転を行いました。無印良品はモビリティー企業との協業を通し、ライフスタイル製品をインテリアやファッション、日用雑貨だけではなく移動空間にも広げようとしています。

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山根康宏/Yasuhiro YAMANE

香港在住の携帯電話研究家。スマートフォンを中心にIoT、スマートシティー、プロダクトデザインなどターゲット範囲は広い。年の大半を海外取材に費やしており、モビリティーの進化を日々体感している。

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