
日産自動車は4月23日、上海モーターショー2025において、新型プラグインハイブリッドピックアップトラック「Frontier Pro」と新型EVセダン「N7」を初公開しました。
「Frontier Pro」は日産初となる電動ピックアップトラックで、鄭州日産と共同開発されました。パワートレインには1.5Lターボエンジンと高出力モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドを採用し、システム全体で300kW以上の出力、最大トルク800Nmを発揮します。EV走行時の最大航続距離は135km(NEDCモード目標値)です。ターゲットはファミリー層で、中国市場での発売は2025年後半を予定。2025年末までに中国で生産・販売を開始し、将来的な輸出も計画されています。












































東風日産が開発した新型EVセダン「N7」は、昨年11月の広州モーターショーで初公開されており、今月中に中国市場で発売予定です。最大航続距離は635km(CLTCモード)に達します。このモデルも将来の輸出が計画されています。



















「Frontier Pro」と「N7」は、日産が2027年夏までに中国で導入を計画している9車種の新エネルギー車(NEV)のうちの2車種です。これら新型モデルの投入により、日産は中国市場における競争力の高い商品ラインナップを強化し、幅広いセグメントをカバーする方針です。
日産自動車、上海モーターショー2025でプラグインハイブリッドを搭載した新型ピックアップトラック「Frontier Pro」初公開