NTT、自動運転技術の実用化に向けMay Mobilityに出資し、独占販売権を獲得

NTTは、自動運転技術の本格的な国内サービス展開を視野に入れ、北米を基盤とする自動運転システム開発企業May Mobility, Inc.のSeries Dラウンドにリードインベスターとして参画し、出資を実施した。同時に、日本国内における同社製自動運転システムの独占販売権を獲得したことを発表した。
May Mobilityは、35万回以上の自動運転走行を北米及び日本の12都市で達成し、地域の交通状況にも対応可能な技術を有する企業である.
少子高齢化や2024年問題に起因する運転手不足が深刻化する中、自動運転技術が社会課題の解決に寄与することが期待されている。この流れを受け、2023年4月1日に改正された道路交通法により、自動運転レベル4の公道走行が特定条件下で許可された。
NTTは、自動運転サービスの普及に向けた5GやIOWN構想を活かし、社会実装を推進する方針である。また、May Mobilityへの出資と業務提携により、継続的に安心・安全な自動運転サービスを供給する体制を整えていく。
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