【世界初】高齢者施設に革命!自動運転WHILL導入で人手不足解消へ

湖山医療福祉グループとWHILL株式会社は、特別養護老人ホーム「蟹ヶ谷」(神奈川県川崎市)において、近距離モビリティWHILLの自動運転モデルと自身で操作するスタンダードモデルを同時採用した「WHILLモビリティサービス」を2025年5月1日より導入すると発表しました。特別養護老人ホームでの両形態の同時導入は世界初です。

高齢化率が上昇する中、介護現場では人手不足が深刻化しています。このような背景を踏まえ、蟹ヶ谷ではICT化を通じて施設内外の移動環境を整備し、入居者の安心快適な生活と専門人材の省力化・業務効率化を目指します。

自動運転モデルは主に屋内での移動に利用され、スタッフの業務効率化を図ります。入居者の移動時の負担軽減や転倒リスクの回避、スタッフの業務負荷軽減、働き方改革への貢献が期待されます。

スタンダードモデルには、安定性と操作性に優れた「WHILL Model C2」が採用され、主に屋外での散策に利用されます。家族との散策時に、入居者が同じペースで移動し、QOL(生活の質)の向上を目指します。

WHILLモビリティサービスは、安心安全設計のモビリティと保険、メンテナンスなどをセットにした法人向けサービスです。自動運転モデルは、地図情報とセンサーで周囲の状況を認識し、自動走行します。スタンダードモデルは免許不要で操作でき、Model C2は段差乗り越えや小回りが可能です。

両モデルの同時導入は、2025年9月に開業する特別養護老人ホーム「ラスール長沢」(川崎市)でも予定されています。湖山医療福祉グループとWHILL社は、WHILLモビリティサービスの普及を通じて、医療介護福祉業界のサービス向上と業務効率化を推進し、持続可能な「医療福祉」の実現を目指します。

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