ミラノデザインウィーク2022レポート(その3):Honda編
Hondaはミラノデザインウィーク2022の「VANITY FAIR Social Garden」に出展。ヨーロッパでも発売予定の新型「CIVIC e:HEV」を展示しました。
- シビックの滑らかですっきりしたラインとスポーティーなフォルム、人間中心のアプローチを採用したインテリア・エクステリアを展示
- デザインに焦点を当てた顧客と交流する機会を提供
- Social Gardenの中心的存在
Hondaが7月に発売するCIVIC e:HEVはヨーロッパでも前評判が高く、イタリアでも発売される予定です。Hondaはファッションメディア「VANITY FAIR」が主催するイベント「Social Garden」にその実車を展示。会場を入ると、まっさきにCIVIC e:HEVが目に飛び込んできます。
展示といってもスタッフが事細かく性能を説明するのではなく、CIVIC e:HEVの後方に設置したモニターでイメージビデオを流し、その美しいスタイルやこれまでCivicの歴史などを放映しました。「シビックが持つ基本性能のよさはそのままに、進化したe:HEVによるスポーティーで爽快な走りを新たな提供価値として目指しています」(Honda公式)とするCIVIC e:HEVと、ファッションメディア、しかも花に囲まれたガーデンは相反する存在かもしれません。しかし環境にやさしいハイブリッドシステムを搭載し、大自然の中を颯爽と走る姿は草木や花の中に違和感なく溶け込むようです。
Social Gardenは屋内に大手ブランドが出展し、製品やワークショップを展開。花に囲まれた優雅な生活空間を演出していました。
1862年にパリで生まれ、こだわりの自然由来成分を配合したフレグランスを提供するロジェ・ガレ。8つの象徴的なフレグランスを新しいエレガントで持続可能なボトルに詰めてユニークな嗅覚の旅を楽しむ体験や、ブーケのワークショップなどを展開。
Longines(ロンジン)はエレガントな「ドルチェヴィータ」の新しいカラー、オレンジ、赤、青、緑、黒のモデルを展示していました。
このほかイタリアの国民酒ともいえるカンパリソーダが食前酒を無料でふるまっていました。花に囲まれ、ブランド品を見て、お酒を飲みながら談話し、そしてCIVIC e:HEVに触れる。なんとも贅沢な空間が広がってたのでした。